Read The Daughter of Time In Japanese Language ñ PDF eBook or Kindle ePUB

characters Ò PDF, eBook or Kindle ePUB ↠ 小泉 喜美子

Popular Books The Daughter of Time In of Time ePUB #10003 Japanese Language author 小泉 喜美子 There a. もともとこちらのレビューで気になっていた本でもあり、たまたまイギリスBBCのドラマ『ホロウ・クラウン嘆きの王冠』を見る機会があって直後に読みました。手に取った最初の印象は「え?こんなに薄いの?」。歴史関係の本というと分厚いものと想像していましたが、意外にもコンパクトな本でした。以下、無知で素人の個人的感想です。この本を読むにあたって、ドラマは、有名俳優が多数出ていたこともあって主要な役どころや親子関係などを顔で記憶でき、英国史を全く知らない私でも「あ、〇〇がやっていた役ね」と理解できたので役立ちました(逆に知識ゼロで読んでいたら、人間関係がちんぷんかんぷんで断念していたかも)。薔薇戦争のことも、このドラマで知りました。なので、私のように歴史的背景を知らない人にはこのTVドラマは結構おススメです。但し、シェークスピアの原作を映像化したものなので、リチャード3世は奇形で面従腹背、醜悪な人間としてこっぴどく描かれています(その役を、偶然か意図的か実際のリチャード3世の血統であるベネディクト・カンバーバッチが演じています)。そのドラマの後だと、死後、数百年にも亘り汚名を着せられてきたリチャード3世の姿が哀れで切なくなり、「よくぞ名誉を挽回してくれた!」と本書に拍手を送りたくなりました。ただ歴史に詳しくない者として、本書の中で見つけて行った証拠文献などの真偽を正確には判断できないため、「それが真実だと本当に言えるの?」と全面的には受け入れられないところもあり。そういった点で、ミステリーとしてはスッキリ解決、これが真相だねと私自身は信じきれなかったのが正直なところ・・・。これが日本の歴史なら、勘所を押さえることができると思うのですが。しかし、歴史というものの偽造、ねつ造、そして卑劣さといった一面を知ることができたという点で非常に面白かったし、本書で語られたリチャード3世の姿が本当ならファンになりますね。

review The Daughter of Time [In Japanese Language]

The Daughter of Time In Japanese LanguageRe many interesting things in this book readers are very amazed by the contents of The Daughter MOBI #181 t. シェイクスピアの呪いも薄れ、遺骨が見つかったり、カンバーバッチがその血縁だったという尾びれまでついて、今ではすっかり汚名を返上しているリチャード3世ですが、本書が発表された1951年はそうではなかったんでしょうね。負傷した警部が病室のベッドで歴史上の人物を推理するという設定。一介の警部が中産階級の教養人サークルに属している人間として描かれていたり、全編を通して漂う「もちろん、薔薇戦争の頃には、フランスはまだイギリスの一部みたいなものだった」と語ってしまうような香ばしい歴史観にも時の流れを感じます。いま読んでも普通に面白いですし、ミステリーの裾野を広げたという意味でも重要な一冊だと思います。

小泉 喜美子 ↠ 6 Read

Read The Daughter of Time [In Japanese Language] ñ PDF, eBook or Kindle ePUB é ❮KINDLE❯ ❅ The Daughter of Time [In Japanese Language] Author 小泉 喜美子 – Dcmdirect.co.uk Popular Books, The Daughter of Time [In Japanese Language] author 小泉 喜美子 There are many interHe book The Daughter of Time In Japanese Language author 小泉 喜美子 please download or read online he. 本作は、探偵小説だが、主人公であるスコットランドヤードの刑事グラントは、ケガで入院中。全く動けない。その暇な時間を使って、彼はベッドのうえで、数々な歴史文書を考証し、イギリス王室史にまつわる歴史ミステリーの解明に取り組む。「歴史秘話ヒストリア」だ。原作は、1950年に書かれているから、かなり古い。日本語訳も二度目になるが、今回は、Kindle化されている。時は、15世紀後半。イギリス王室は、王位継承を巡るヨーク家とランカスター家の対立に明け暮れていた。「薔薇戦争」という。そのヨーク家の最後の王となるのが、リチャード三世だが、通史では、この最後の王の評判がよろしくない。兄であるエドワード四世の急逝後、本来の王位継承者である兄の二人の子どもをロンドン塔で惨殺し、王位を簒奪したという。シェイクスピアの戯曲でも極悪非道な王として描かれている。この通説に疑問を抱いたグラントは、様々な文献に基づく犯罪捜査的推理を積み重ね、ついにねつ造された歴史の裏側に迫る。米国などでは「歴史」のことを「メモリーポリティクス(Memory Politics、記憶の政治)」とも云う。過去の事実のうち、何を残し、あるいは、強調し、何を忘却の彼方に追いやるか。そこには、歴史を編纂する現在の政治権力構造や政治情勢が色濃く反映される。現在の政治権力の正統性を担保することが、「歴史」の役割でもあるのだろう。この作品は、推理小説ではあるが、「歴史」が果たしてきた政治的役割を見事に描いている。