コロナと生きる (朝日新書) Summary ´ 104

Read コロナと生きる (朝日新書)

コロナと生きる (朝日新書) Summary ´ 104 ´ ❤ [KINDLE] ❃ コロナと生きる (朝日新書) By 内田 樹 ➣ – Dcmdirect.co.uk リスクを受け入れ、他人とずれながら持久走。それが、コロナの時代。 新型コロナウイルスのパンデミックが無効化させた結果オーライの悪弊 保健所に自立的な判断機能を 凋落の背景にあるマインド 同調圧力という病理 鎖国というシナリオも 【第章】 葛藤とともに生きる コロナで加速する経済格差 感染症に通用しないリバタリアニズム 恐怖が生む分断 環太平洋地域の低い死亡率 他人とずれてよし 素人のイノベーション 無謬主義の弊害 スケールとしての国民性 アベノマスクへの忖度 【第章】 偶発性とともに生きる 専門家会議廃止の顚末 対策とはブロックである インバウンドと感染症 空母もダメ、原潜もダメ コロナウイルスの偶発性 ワクチン闘争はこのまま続く 外交カードとしてのワクチン 国家以外のプレイヤーたち おわりに・・・内田樹. この時期に有益な対談

Free read Î PDF, DOC, TXT or eBook ´ 内田 樹

ての一連の出来事は少し時間が経ってしまったら「昔の話」として忘れられてしまうと思います。でも、「科学的な態度」がどういうものかを知るための資料としては時間が経ってもその価値を減じることはないと思います〉――内田樹「おわりに」より 目次より はじめに・・・岩田健太郎 【第章】 リスクとともに生きる 一時は絶望が頭をよぎった 意味があった緊急事態宣言 ゼロにできない院内感染 空気にコントロールされた自粛 PCRのナンセンスな議論 抗体検査が示した事実 第波に備えてCDCを コロナが晒した新自由主義の限界 強硬トランプ、切実ジョンソン 最悪のシナリオを基準に 感染症のプロが少ない日本 GHに遡る要因. 日頃から内田さん、岩田さんの両方のTwitterを拝見し、岩田さんのコロナに関する本では日本のコロナ禍初期の「コロナウイルスの真実」を読んでいた。この本は、5月、6月、7月の3回のお二人の対談をまとめた本。お二人とも神戸が拠点である。読み始めてしまえばさらっと読めてしまう。読んだのが10月だったので、コロナに関することは春先から散々テレビ・ラジオ・新聞で触れてきたことの復習のようであり、ほんの数ヶ月の間に人が受け取る周りの風景や雰囲気はころころ変わっていくせいか、お二人の会話で語られるその時の状況が懐かしく感じるところもあった。それだけに、この本で後々読み返しても興味深いと思える部分は、日本社会について、時にアメリカなどと比較して論じられたところになると思う。特に新鮮で印象に残ったところは、海外の病院での勉強や臨床の権限がある岩田さんが、アメリカ社会で例えば医療にまつわる課題を議論する時に、いろんな角度から公平にテーブルの上に並べて議論をしているなんてことはそうなくて、すっぽ抜ける部分があるというところなど。ご自身の専門にとどまらず早いペースで著書を出している岩田さんだが、緊急出版だったコロナウイルスの真実もだが、子供の頃から頭の回転が良い褒められるタイプというわけではなかったようで、本作でも「自分はセルフエステーム(自尊心か)が低い」と書いているところが意外に感じた。その自らの経験からの感じ方の上に立脚した人権意識には敬服している。

内田 樹 ´ 4 Summary

コロナと生きる 朝日新書リスクを受け入れ、他人とずれながら持久走。それが、コロナの時代。 新型コロナウイルスのパンデミックが無効化させた、 ゼロサム競争、同調圧力、新自由主義。 経済格差や分断が急速に広がるなかで、 感染対策と経済活動に引き裂かれる社会。 これまでの日常が非日常となった今、明日に向けての指針とは。 コロナ禍における心身自由な生き方について、 月、月、月と変わりゆく状況下で語り合ったすべてがここに 〈科学的な態度、科学的な専門性だけが、感染症学的な新型コロナウイルス感染症を最適化させる可能性を秘めているのです〉――岩田健太郎「はじめに」より 〈ここで論じられた年のコロナウイルスについ.  表題のイメージからコロナの時代に私たちがどう生きるべきかについての提言かと思いましたが、安倍政権批判であり、トランプ批判であり、中国の危険性に対して警鐘を鳴らす一冊です。 残念ながら安倍政権も終わってしまいましたが。 各章について簡単にご紹介します。「第1章 リスクとともに生きる」(2020年5月14日)  第一波が納まっていた時期です。   まず内田氏から岩田氏へまず三つの質問をし岩田氏がそれに答える形で始まります。三つの質問とは「感染症の専門家の立場から医療面での技術的なコロナ対策とは」、「政策的な対応は成功だったか失敗だったか」、「メディア報道のあり方について」、さらに「PCR検査の検査数について」も加えられています。  岩田氏が神戸の中央市民病院で3月末から4月初旬にかけて1000人を対象に抗体検査をした結果も解説されています。ただし母集団が一般市民ではなく何らかの症状を持った患者であるということは若干の留意をしなければならないと思います。また日本でもCDC的な組織を作るべきであるとし、厚労省の欠陥についても触れています。  内田氏は新自由主義的な「医療とは商品である」という発想が日本の国民に蔓延しつつある現状に警告を発しています。「いくら必要でも市場で調達できないものがある」というのは単に医療資源に限らず、食料資源はもちろん今や人的資源さえも同様なのだと思います。  また「感染の危険があるから家から出るな」を解除する論理が「感染の危険性はあるが経済を回すために家から出て金を使え」であるというのは、正に菅義偉氏がGoToキャンペーンに用いたロジックです。  最後はコロナの感染が広がる一番の原因は「同調圧力」であるとし、他人と違う生き方をする意味についても触れられています。「第2章 葛藤とともに生きる」(2020年6月10日)  コロナの感染者数が底で一日の全国の感染者数が40人程度だった時期の対談です。  主に「医療は商品なのかそれともすべての人に無償で提供すべきものなのか」という矛盾(=葛藤)についてです。安倍政権やアメリカに普遍的な社会の病理も含めてトランプ政権が、何故コロナを解決できないのかの本質的な問題点が指摘されています。  そしてアベノマスクについての苦言も述べられ、安倍晋三氏の無能さや菅義偉の隠蔽主義・欺瞞性にも触れられています。「第3章 偶発性とともに生きる」(2020年7月6日)  コロナ感染者数が再び増え始め一日200人を超え、この10日後には500人を超えます。  今回のコロナがアメリカの国内問題を曝け出したこと、そしてコロナ後の世界の支配者として中国の危険性についての解説が主です。また日本がコロナの感染者数・死亡者数を低く抑えられているのは、感染症対策が効果的であったわけではなく、単にラッキーだったからであり、日本でも偶発的に感染者数が増える可能性はあるのだとしています。ただし、その対策は今まで既に行われてきたこと以外には無く、そしてこの対談の後、第二波がやってくることになります。  コロナに関係する様々な状況に関して網羅的に解説され分かりやすく読みやすいです。